JEMA BLOG

これから、このブログJEMAに、最新医療情報を書いていきます。

 

さて、この1週間に、なんと21万人ものユニークアクセス(訪問者数)がありました。

これは、通常の8ヶ月分にあたります!!

初発の8月30日(火)に瞬間沸騰したあと、翌31日(水)には10分の1以下に減り、以後、毎日が前日の2分の1以下に減って、9月3日(土)で通常の3倍です。

これくらいに減ってくると、物見遊山の人は減り、今まで当サイトを知らなかったり、知ってはいてもちゃんと読んでなかった当事者のみなさんが、時間をかけて読み始めている可能性があると考えています。

 

ただ、この膨大な訪問者の大半は、「子宮内膜症とは?」しか読んでいません。

ところが、申し訳ないことに、その中の第4章「子宮内膜症の医療、診断・治療」にかぎって、今では少々古い、あまり価値のない解説となっています。

 

医学・医療は日進月歩といいますが、日本の子宮内膜症医療は、20世紀の間は、世界とかけ離れた暗黒時代が続き、内膜症の女性たちはアンハッピーなままでした。

そこで、1994年に当協会(JEMA)が設立され、しだいに全方位的活動を展開していったことで、2002年秋から事態が動き出し、加速度的に医療変革が広がり、2008年春に、ようやく日本の子宮内膜症医療は世界の1970年代から80年代あたりに追いつきました。

 

ただ、このJEMAサイトを作ったのは1999年夏でして、その後何度か大幅改訂はしていますが、特別に年月を書いているところ以外、医療解説は主に2002年から2003年の記述のままになっています。

 

そこで、2003年以後の新しい医療解説は以下のページにあるので、ぜひ優先的に読んで下さい。

・アクション!内膜症にピル ・・・2002年12月末~2008年6月

医療Q&A巨大過去ログ ・・・2003年11月~2005年5月

(重要)診療ガイドライン ・・・2008年2月(世界の最新ガイドラインで、翻訳はJEMAにしかない)

 

とくに、3つめの「(重要)診療ガイドライン」は、内膜症の当事者さん全員と、全産婦人科医が読むべき内容です。

なお、2つめの医療Q&A巨大過去ログは2005年5月までなので、今ではそぐわない部分もありますが、ページ冒頭の淡いピンク背景の 【子宮内膜症医療の近年の重要な新ポイント】を先に頭に入れておいて、そぐわない部分を脳内補完しながら読んで下さいね。

 

 

ただし、ここまで書いてきたことは、薬物治療のことです。

手術治療においては、ハイレベル医師たちは昔から十分に世界レベルでしたし、近年は多くの病院で腹腔鏡手術が行われるようになっており(レベル差はものすごーく激しいですが)、状況的には世界標準以上と言えるかもしれません。

 

ということで、代表いぬいが自分で書いて自分でアップできるツールとして、有料メールマガジンと共に、このブログJEMAで、近年の最新医療情報を提供していきますね。

 

なお、最も詳細な医療解説、かつ濃密なQ&Aは、2005年1月から始めた寄付サポーターさん用の、登録制・非公開のQuilt掲示板に、これまた膨大にあります。

また、腸管・泌尿器・肺・へそほか様々な他臓器内膜症用掲示板もあり("他臓器"はJEMA用語ですが、学会では希発性や異所性などまだ決まってません)、メールで病状などを書いて送ってもらうことにしていますが、メールだけでは話がわからないことが非常に多いため、基本的に電話相談をしてもらっています。

 

では、当サイトをちゃんと読もうと考えているみなさん、必ずトップから入って、まずは「お知らせ」をチェックして下さいね!

 

9月3日夜 

 

 

 

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